蔵元の個性光る出来 大和高田で「新酒研究会」 品質〝太鼓判〟
2016年03月30日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内の蔵元が自慢の新酒を持ち寄る「県新酒研究会」が29日、大和高田市の県産業会館で開かれ、県内23蔵元が製造した新酒68点の講評などが行われた。
品質向上や酒造技術に関する情報交換を目的に、県酒造組合が設立された平成19年から毎年主催。今回は平成27酒造年度に製造された吟醸酒や純米吟醸酒など計68点の味を評価員7人が確認、杜氏や関係者も参加しての講評やきき酒なども行われた。
大阪国税局の岩田知子主任鑑定官は「秋の低温の影響で製造や温度管理が難しかっただろうが、各蔵の個性が出て、全体としてよくできていた」と総評。県酒造組合の芳村隆博会長(62)は「蔵元が切磋琢磨していい酒を造るために、今後も続けたい」と話していた。
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