参拝者の笑い誘う狂言奉納も 春日さんの摂社・水谷神社で「鎮花祭」
2016年04月6日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
春日大社の摂社・水谷(みずや)神社(奈良市)の例祭「鎮花祭」が5日行われ、桜花が供えられた社殿そばの舞台で神楽や狂言が奉納された。
水谷神社は大社本殿北側を流れる水谷川沿いにあり、素盞鳴命(すさのおのみこと)などをまつる。鎮花祭は正応元(1288)年に桜花を供えて悪疫の流行を封じたのが最初とされ、室町時代から神職らによって狂言も奉納されてきた。
この日、狂言は神職らでつくる春日禰宜座狂言会の主催で奉納。「鴈礫(がんつぶて)」や「花鎮」などが披露され、参拝者らの笑いを誘っていた。
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