専決処分の骨格予算は承認 学童保育保護者負担減も可決 平群町議会
2016年04月14日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
平群町議会は臨時会を開き、「少子化対策が不足している」などとして町議会で2度否決され、岩崎万勉町長が専決処分した今年度一般会計の骨格予算(総額59億5千万円)を全会一致で承認した。
また、町が新たに提案した学童保育の保護者負担を減額する条例改正案を可決した。6月から入所料を現行(1人目4千円、2人目3千円、3人目2千円)から各千円減額し、3人目以降は無料とする。
町は町清掃センターの焼却灰撤去事業費(2億4500万円)などの政策的経費を、20日に開会予定の臨時会に補正予算案として提案する方針。
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