奈良ならではの品ぞろえ 近鉄奈良〝駅ナカ〟新装開店
奈良観光の玄関口、近鉄奈良駅構内に15日、駅ナカショッピングモール「タイムズプレイス奈良」がオープンした。近鉄大阪難波駅や京都駅などで駅ナカショッピングモールを展開する近鉄リテーリング(大阪市)が運営。奈良ならではの土産物や商品をそろえている。
タイムズプレイス奈良は、近鉄奈良駅東改札口を出たコンコースの一角にあり、店舗面積は約140平方メートル。今年1月から約1億2千万円をかけて改装工事を行い、既存の3店舗に加え、同社直営の土産店と「らほつ饅頭」などを販売する「奈良祥楽」(斑鳩町)が新たに出店した。
販売されているのは奈良の地酒や和雑貨のほか、柿の葉寿司、奈良漬けといった奈良の食べ物や菓子など。古都・奈良をイメージし、柱に和風の柄を取り入れたり、和紙を使うなどした内装となっている。
同社の担当者は「奈良を訪れたお客さまの思い出づくりのお手伝いをし、奈良の魅力を発信したい」と話す。改装前より地酒の種類を増やし、和雑貨のコーナーも大幅に拡充。旅行者が荷物を持ってゆったりと買い物できるようにと、通路も広げた。
奈良市の無職、木下佳子さん(79)は「開放感があって見通しがよく、買い物しやすいですね。季節感も感じられて楽しいです」と話していた。営業時間は午前9時~午後8時まで。
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