奈良町にぎわいの家入館者10万人 昨年4月開館から1年で達成
「季節を感じる町家」をコンセプトに昨年4月18日に開館した「奈良町にぎわいの家」(奈良市、田中宏一館長)の入館者が16日、10万人を突破。10万人目となった女性2人に記念品が贈られた。
記念セレモニーでは、くす玉が割られ、スタッフらがアコーディオンと歌声で祝福。駆けつけた仲川げん市長は「地域の人々に支えられ開館1周年を迎えられた」と話した。
その後、10万人目の湯本賀子さん(37)=岡山県赤磐市=と川添智佳子さん(38)=滋賀県彦根市=に奈良市観光協会の公式キャラクター「しかまろくん」のぬいぐるみや奈良の写真集、二十四節気をモチーフにしたはがきが贈られた。
2人は大学時代の友人で、観光中だったといい、湯本さんは「10万人と聞いてびっくりしました。奈良町の散策やカフェを楽しみたい」と笑顔で話した。
同館は来年で築100年を迎える2階建ての町家で、空き家となった3年前に市が購入。住まいに取り入れた季節ごとの知恵や木の温もりを体感してもらおうと、文化講座や料理会などを催している。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)