「あしなが学生募金」呼びかけ 近鉄奈良駅前など 熊本地震支援も
2016年05月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
病気や災害で親を亡くした子供を支援する「あしなが学生募金」が30日、奈良市の近鉄奈良駅前などで行われ、奨学金を利用する学生やボランティアが支援を呼びかけた。熊本地震を受け、今回は「熊本地震緊急支援募金」として集まった募金の3分の2を日本赤十字社に義援金として寄付する。
あしなが学生募金は、奨学金を利用している学生らで作る「あしなが学生募金事務局」が毎年実施しており、今回で92回目。全国約200カ所で、4月23日から5月1日までの土日の計4日間、募金を呼びかける。
この日は、奨学生とボランティアの学生らが近鉄の奈良、生駒、大和八木駅前で道行く人に「親を亡くした子供や(地震の)被災者のために支援をお願いします」と呼びかけた。同事務局奈良ブロック代表の大道慧子さん(19)は「今までの支援の恩返しとして支援を呼びかけたい」と話していた。
【関連記事】
遺児の進学支援を あしなが学生募金スタート 学生らが呼びかけ
奈良親子レスパイトハウス 日本財団などの支援で施設リニューアル
熊本地震 「少しでも役に立てれば」 奈良県内自治体で募金箱設置
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)