大和の古墳 航空写真で紹介 葛城市歴史博物館
2016年08月23日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
葛城市歴史博物館で、県内の古墳の航空写真を紹介する企画展「空から見た大和の古墳」が開かれている。
橿原考古学研究所の初代所長、末永雅雄氏が昭和30~40年代に取り組んだ航空写真による古墳観察・研究の際に撮影された写真と、カメラマンの梅原章一氏が平成に入ってから撮影した古墳の写真を並べて展示している。
箸墓古墳(桜井市)や、葛城市にある屋敷山古墳の写真など40枚の写真パネルが展示されている。
同館によると、航空写真によって墳形や周辺環境の変化などがよくわかるという。
28日まで。23、24日休館。問い合わせは同館(☎0745・64・1414)。
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