【「B」が始まる バンビシャス】3人目の外国籍はリバウンド王・ボイキン選手
バンビシャスに3人目の外国籍選手として、ルーベン・ボイキン選手(身長201センチ、パワーフォワード)が加わった。アンディ・オガデ、ジョン・フワラーズ両選手とともにポイントゲッターとしての活躍が期待される。
衛藤晃平ヘッドコーチ(HC)が昨季の課題として挙げるのは「リバウンド」。ボイキン選手は、bjリーグ時代の東地区の強豪、秋田ノーザンハピネッツ(今季B1)に2013-15シーズンの2年間在籍、13-14シーズンには、リバウンド王(1試合平均13.5本)を獲得している。衛藤HCは「リバウンドに積極的に絡み、泥臭くプレーできる選手」とその力を評価する。
外国籍選手3人を含め12人の選手がそろったバンビシャスだが、衛藤HCが「スモールラインアップ」と評するように、他チームに比べると決して身長が高いとはいえない。それだけに、リバウンドを確実に獲得してファストブレーク(速攻)でリズムをつくりたい。
12人中7人が新加入となり、7月から始まった練習では、強豪チームでプレー経験を持つ小松秀平選手(キャプテン)と平尾充庸選手が積極的に声を出し、昨季とは違った「変化」がみられた2カ月だった。
平尾選手と加藤竜太選手というタイプの異なる2枚のポイントガードが攻撃のバリエーションを増やし、3ポイントシューターの小松選手、リバウンドが獲得できる外国籍選手らチーム全員がそれぞれきちんとした〝仕事〟をこなせば、「B2優勝」という目標に確実に進めるだろう。いよいよ24日に、レギュラーシーズン開幕戦を迎える。
◇なら国際映画祭開会式に外国籍選手参加
17日に開幕する「なら国際映画祭2016」で、奈良市の奈良公園・春日野園地で午後5時から行われるレッドカーペット、開会式のセレモニーに外国籍選手が参加する。詳しくは公式サイト(https://bambitious.jp/)で。
【関連記事】
【「B」が始まる バンビシャス】声援を力に優勝を 決起集会で気勢挙げる 間もなく開幕
【「B」が始まる バンビシャス】ディフェンス、リバウンドに強力助っ人 外国籍2人入団
【「B」が始まる バンビシャス】「個々の意識変わった」 明日香村合宿で好感触
【「B」が始まる バンビシャス】プロとは何かを学ぶ 子供たちの目標となるためにも
【「B」が始まる バンビシャス】「勝ちたい、変えたい」 新主将の小松が勝利へ決意
産経新聞の試し読み、ご購読はhttp://sankei-nara-iga.jp/koudoku.html