河瀬直美監督、斎藤工さんらがレッドカーペット なら国際映画祭開幕
奈良市内各地で6日間にわたって95作品の映画上映やイベントを行う「第4回なら国際映画祭2016」のオープニングセレモニーが17日、奈良公園の春日野園地で行われ、レッドカーペットの上を映画祭エグゼクティブディレクターの河瀬直美さんら関係者約千人が歩き、華やかに開幕した。
セレモニーに参加したのは河瀬さんのほかに俳優の斎藤工さんや別所哲也さん、上映作品で主演を務めた藤竜也さんら。審査員や招待客らも加わり、詰めかけたファンらに笑顔で手を振って応えた。
河瀬さんは「みなさんの支援でこれからも映画祭を作っていきたい」とあいさつ。昨年の映画祭で審査員特別賞を受賞したカルロス・M・キンテラ監督が、東吉野村を舞台に撮影した「東の狼」がプレミア上映された。
22日までの期間中には若手監督作品のコンペなども行われる。
なら国際映画祭の公式サイトはhttp://nara-iff.jp/2016/
【関連記事】
自らも育った児童養護施設の現実を描く なら国際映画祭で上映 王寺の向井さん制作
なら国際映画祭17日に開幕 期間拡大、カンヌ受賞作上映も 初企画満載
「なら国際映画祭」予定通り開催へ 奈良市の補助金全額カットも支援の輪広がり
開催決定で一息の「なら国際映画祭」、依然資金不足 シネマテークは値上げも
河瀬直美監督涙の訴え 「ならシネマテーク」も運営危機 奈良市の補助金カットで
産経新聞の試し読み、ご購読はhttp://sankei-nara-iga.jp/koudoku.html