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キン肉マンに続け、奈良の超人発掘へ 11月14日に現われる


 県内各地で開催中の県大芸術祭で、人気漫画「キン肉マン」と県がコラボしたイベントが11月14日に開催される。全国から募集した奈良ゆかりの「超人」キャラが発表されるほか、作者の漫画家コンビ「ゆでたまご」の1人、嶋田隆司さんが講演。漫画家を志したきっかけや作品へかける熱い思い、「キン肉マン」に登場する奈良の印象について語ってもらう。

嶋田隆司さん

嶋田隆司さん

 「キン肉マンの漫画には、『奈良』を舞台とした場面がたびたび登場するんです」

 こう話すのは県文化振興課主査の中村瑠璃子さん(33)。奈良市出身の中村さんは小学生のころ「キン肉マン」に、猿沢池や薬師寺、東大寺など自分が知っている身近な場所が描かれているのに気づき、「奈良が出ている!」と喜んだことを覚えている。

 今年、同課に異動したのをきっかけに「奈良をPRするために、キン肉マンとタッグが組めないか」と考えるように。思い切って5月に「ゆでたまご」の事務所にメールを送ったところ、快諾を得たという。

 そこで、9月末まで全国から「キン肉マン」に登場する「アシュラマン」のような〝奈良ゆかりの超人キャラ〟を募集。11月14日に嶋田さんの解説つきで優秀作品を発表することにした。

 「アシュラマン」は顔が3面、腕が6本あり、興福寺の阿修羅像をモチーフとしたいかにも奈良らしいキャラ。中村さんは「寺社だったり鹿だったり、奈良の特徴や要素を取り入れてもらうことで、改めて奈良について知ってもらう機会になる」と狙いを説明する。

 実際、これまで集まった作品は県内だけでなく青森や東京、横浜、広島からも応募があった。「どんな作品が選ばれるのか私も楽しみです」と中村さん。ネットを中心に話題になっているという。

 イベントでは嶋田さんへの質問タイムも。中村さんは「『キン肉マン』世代だった30代~40代の人の申し込みが多い。製作秘話も聞ける貴重な機会になるので、ぜひ見に来てほしい」と話している。今後、今回完成した超人キャラをどう活用していくかも検討される予定。

 イベントは11月14日午後6時から奈良市のなら100年会館中ホールで。申し込みは県大芸術祭のホームページ(http://www.nara-arts-festival.com/)の申し込みフォームから。問い合わせは実行委事務局(電0742・27・8478)。

 キン肉マン=昭和54年~62年まで、集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載され、テレビアニメにもなった人気漫画。作者は大阪市出身の嶋田隆司さんと中井義則さんの2人からなる「ゆでたまご」。人間を超越した「超人」であるキン肉マンが敵と戦い続ける姿を通し、友情や成長を描いている。現在はインターネットで連載が続けられている。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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