高校生が経済知識競う 「エコノミクス甲子園」 東大寺学園2年生コンビ優勝
高校生が金融や経済に関する知識をクイズで競い合う「エコノミクス甲子園」の奈良大会が20日、奈良市の南都銀行研修センターで開かれ、県内7校の21組42人が熱戦を繰り広げた。
エコノミクス甲子園は、金融や経済に関する教育を進めるNPO法人「金融知力普及協会」(東京都)が主催し10回目。全国42都道府県で地方大会が開かれ、優勝チームは来年2月に東京都のイイノホールで開かれる全国大会に出場する。
高校生らは2人1組のチームで参加し、事前に教材で金融の仕組みや経済用語などを学習。この日の大会では、教材に基づいて出される選択式の筆記試験とクイズに協力し合って挑戦していた。
決勝戦では、上位6組が全国への切符を競い合い、東大寺学園高校2年の中沢貴志さん(17)と岡本哲さん(17)の2人が優勝。中沢さんは「優勝できて最高の気分です」と話し、岡本さんも「200問以上の対策問題も作って準備した。全国でも息の合ったコンビで頑張りたい」と話した。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)