オリックス吉田投手、橿原市PRで「100人の観光大使」に
橿原市は県内外で活躍する市出身者や、市にゆかりのある人ら計100人に観光大使を委嘱。プロ野球オリックス・バファローズの吉田一将投手(26)に、森下豊市長が委嘱状と観光大使の名刺を手渡した。
吉田投手は橿原市出身で、身長191センチ。青森山田高校を卒業後、日本大、JR東日本を経て平成25年のドラフト1位でオリックスに入団。翌年、5勝6敗の成績を残している。
森下市長は「今年は神武天皇2600年大祭もある。古い歴史を持つまちに誇りを持ち、海外でも市をPRしてほしい」と要請。吉田投手は「橿原市出身ということに誇りを持っている。私が活躍することが橿原のPRにつながると考えており、1人でも多くの人に橿原を知ってもらうため、これから頑張っていきたい」と語った。
「100人の観光大使」は、大都市圏などで橿原市をPRしてもらい、観光客誘致につなげるのがねらい。任命された大使は県内のほか東京や大阪、京都、名古屋、金沢市などに在住しており、中には漫画家の鹿賀ミツルさん、俳優の小川輝晃さん、音楽家の歌枕直美さん、河内ワイン専務の金銅真代さんらがいる。市は吉田投手以外にも委嘱状のほか、橿原の観光地を紹介した観光大使の名刺を送るとしている。
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