立春朝搾りの清酒全国へ 「春鹿」の今西清兵衛商店で出荷作業
「立春」の4日、早朝に搾ったばかりの日本酒を瓶詰めして全国に届ける「立春朝搾り」の出荷作業が「春鹿」で知られる奈良市の蔵元、今西清兵衛商店で行われ、関係者約100人が計約1万3千本にラベルを貼りつけた。
全国の日本酒の蔵元100社と酒販店など約1800店で構成する日本名門酒会(東京都)が平成10年から企画。全国で蔵元38社がこの日1日で28万本以上を出荷するという。
この日、今西清兵衛商店には近畿地方のほか長野県からも関係者が集結。未明から搾って瓶詰めされた春鹿の純米吟醸生原酒に「立春朝搾り」と書かれたラベルを貼り付けた。今年は昨年よりも香りとキレのいい、飲みやすい酒に仕上がったという。
天理市の登酒店の4代目、登和哉さん(39)は「毎年楽しみにしているお客さんがたくさんいる。身の引き締まる思いで、ラベルを貼りました」と話していた。
【関連記事】
フルーティーな「奈良の生酒」いかが? 奈良のお酒を推進する実行委発売
すっきり、しっかり 「奈良のひや酒」19日発売 共通ブランド第5弾
日本酒で乾杯! 「奈良のひやあがり酒」発売 すっきり濃いめの秋味ですよ
「聖武天皇ブドウ酒飲んだかも」、ワインも奈良発祥か 橿考研所長が講演
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)