「地元の酒と文化発信したい」 ミス日本酒の中島千華子さん
日本酒の魅力を伝える「2016ミス日本酒」の奈良代表に、奈良市の山村流上方舞師匠、中島千華子さん(25)が選ばれた。県庁を訪れた山村さんは、「奈良の酒と文化を国内外で発信したい」と意気込みを語った。
ミス日本酒は、平成26年度から一般社団法人ミス日本酒(東京都)が選出を始め、3年目の今回は全国から850人が応募、16都道府県で代表が選ばれた。奈良県代表が選出されたのは初めてで、3月に京都市で最終選考が行われる。
奈良で生まれ育った中島さんは、山村流の師匠として大阪と県内に稽古場を持ち、上方舞の普及に取り組んでいる。日本酒が好きで「伝統文化や地元、奈良の魅力を伝えたい」と応募したという。
荒井正吾知事と面談した中島さんは「日本酒発祥の地である奈良の代表として奈良の日本酒や文化をPRしていきたい」と話し、荒井知事は「奈良の日本酒イベントにもぜひ出てほしい。3月の最終選考も頑張って」とエールを送った。
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