「知ってるつもりでも難しい」 西の京高生が英語で観光ガイド 興福寺めぐる
2016年03月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市の興福寺国宝館などで、県立西の京高校の生徒が外国人向けの英語ガイドに挑戦、パンフレットなどを使いながら展示物などを懸命に英語で説明した。
奈良の歴史や文化を学び、地域に貢献する人材を育成しようと同校に平成16年度に開設された「地域創生コース」1年生36人が「課題研究」の一環として参加。外国語指導助手(ALT)で米・アラスカ州出身のアデリア・ファルクさんが指導し、「ここの1番有名な展示物は?」などと質問した。
参加した奥田愛永さん(15)は「知っているつもりのことも英語で解説しようとすると難しかった。もっと文化財の歴史などに理解を深めたい」と、初の英語ガイドに悪戦苦闘。ファルクさんは「いいガイドでした。語彙不足でも、一生懸命話すことで外国人も親しみを覚えるはず」と話していた。
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