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「つぼみ絶やしたくない」 河瀬監督が「なら国際映画祭」支援の1千万円寄付募る


 第60回カンヌ国際映画祭(2007年)でグランプリを受賞した奈良市出身の河瀬直美監督の提唱で始まり、市からの今年度の補助金が全額カットになった「なら国際映画祭」について、映画祭のエグゼクティブディレクターを務める河瀬監督が5日、奈良市内で記者会見。「リスクは高いが、実ったつぼみを絶やしたくない」と、9月に予定する映画祭を少なくとも例年規模で開く方針を明らかにした。5月末まで1千万円を目標に寄付を募る。

 映画祭は新人監督の発掘と奈良からの映画発信を目指し、平成22年から2年に1度開催。4回目の今回は例年より2日間長い9月17~22日の計6日間を計画し、開催費4500万円は市の補助金や企業・個人の寄付、チケット収入でまかなう予定だった。

記者会見で「なら国際映画祭」への思いを語る河瀬直美監督(左)

記者会見で「なら国際映画祭」への思いを語る河瀬直美監督(左)

 ところが、2回目から1千万円以上を補助してきた奈良市が今年度の当初予算案に計上した補助金1260万円が、市議会で紛糾した火葬場建設費とともに全額削除された。

 開催費の約3分の1がカットされる事態となったため、映画祭実行委はこの日朝、対応を協議。少なくとも例年規模の4日間は開催し、国内外から約2千件の応募があるコンペや、今月9日にクランクイン予定の映画制作などは、予定通り実施することを決めた。

 会見した河瀬監督は「よちよち歩きだった映画祭が育ってきたところを(補助金カットで)バサッと芽をつまれ、非常に驚いた」とする一方、「実ってきたつぼみを絶やしたくない」と述べ、今後も奈良市の協力を得ながら開催したいとの意向を示した。

 今後は、映画祭を支援する一般会員でつくる「レッドカーペットクラブ」会員や企業などにさらに寄付を募り、5月末までに1千万円を目標に資金を集めたうえで、計画を最終決定する方針。5月に第69回カンヌ国際映画祭で2部門の審査員長も務める河瀬監督は「映画祭は、人と人とを結ぶ懸け橋となるものだと思う。その気持ちを一人一人と結んでいきたい」との思いを語った自身の映像も紹介、支援を呼びかけた。

 河瀬監督と親交のある関係者が寄せたコメントも紹介され、俳優の別所哲也さんは「なら国際映画祭は地元市民の皆さんの財産。自治体とも連携して、開催の灯を絶やさないで」、夏木マリさんは「私たちでサポートできれば飛んでいきます。踏ん張りどころです。応援よろしくお願いします」とコメントした。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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