【参院選】立候補予定の4氏、激しい前哨戦 いよいよ22日公示
22日に公示される参院選。奈良選挙区(改選数1)には現時点で、自民党新人の佐藤啓氏(37)▽民進党現職で野党統一候補の前川清成氏(53)▽おおさか維新の会新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現党新人の田中孝子氏(60)―の4氏が立候補を予定している。4氏はそれぞれあいさつ回りや集会、街頭演説を行うなど、精力的に活動。選挙戦本番に向け熱を帯びている。投開票は7月10日。
現職の前川氏は5月半ばに共産党との選挙協力が成立、野党統一候補として3選を目指す。2期12年の実績に加え、安倍晋三政権批判や改憲勢力の阻止をアピール。「野党の大きな塊を作り上げ、改憲を断じて阻止しなければならない」などと訴えている。共産党の演説会や市民団体主催の決起大会にも出席、共産の比例代表候補者らと支援を呼びかけている。
19日には民進党の岡田克也代表が来県。「安倍政治の暴走を許してはならない。みなさん危機感を持ってください」と声を張り上げた。陣営幹部は「高い政権支持率は逆風だが、なんとしても議席を死守する」と力を込める。
これに対し「風に乗って勝てるとは思っていない」と引き締めているのが佐藤氏陣営だ。こまめに駅に立ち、国会議員や県議らとも連動、党の支援団体へのあいさつ回りや会合に顔を出して組織固めを図ってきた。
10日には自民党総裁の安倍晋三首相が来県。「ガッツとアイデアのある佐藤さんを、奈良や日本のために仕事をしていく一員に加えてほしい」と後押しした。
19日夜の集会では「すべての世代が希望を持って暮らせる社会をつくりたい」と訴えた佐藤氏。37歳という若さも武器に知名度アップを図っている。
一方、大学教授の吉野氏は、「経済的理由で大学を辞める学生は多い。このままでいいのか」と教育無償化などを訴えている。4日にはおおさか維新の会の松井一郎代表が来県し、大阪での行財政改革の実績を強調。「大阪でやれていることを全国に広げたい」と主張した。
陣営幹部は「身を切る改革を県内でもしっかり実行するということを訴えたい」と話す。
田中氏は4日、来県した釈量子党首と決起集会を開催し、支持を呼びかけた。消費税引き下げやマイナンバー制度の見直し、愛国心をはぐくむ歴史教育などを訴えている。
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