【参院選】「18歳になったら、選挙に行こう」 橿原高校生の主張
県立橿原高校(橿原市)で22日、生徒でつくる選挙管理委員会が「18歳になったら選挙に行こう」と呼びかけるイベントを開き、全校生徒に「もっと政治に関心を持とう」「社会の課題について話し合おう」と呼びかけた。
同校は昭和50年の創立当初から、生徒会役員選挙などの事務作業を担う選挙管理委員を全学年全クラスで任命、生徒主体で選挙を実施している。今月2日に行われた生徒会役員選挙は、「私たちの一票が未来をつくる」をスローガンに、市選管から本物の記載台や投票箱を借りて実施した。
この日は選挙管理委員長の3年、串領馬さん(17)らが体育館の舞台に立ち、「選挙に行こう」など3つのスローガンを書いた横断幕を掲げて「私たちの意見を一票という形で自ら示しましょう」などと呼びかけた。
今回の参院選では、同校の3年生355人のうち101人が有権者。同校では27日午後4時から6時までの間、県内の高校で唯一の期日前投票所が開設される。
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