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未来の匠になれるかな 高校生が法隆寺で文化財修復作業体験


 文化財建造物を支える職人らの高齢化、不足が懸念されるなか、県文化財保存事務所が新たな事業を始めた。修復現場に県立高校建築工学科の生徒らを受け入れるインターンシップ「未来の〝匠〟養成」。法隆寺(斑鳩町)の現場では28日までの3日間、生徒らが実測などに取り組んだ。

修復現場で部材の実測を体験する高校生

修復現場で部材の実測を体験する高校生

 県文化財保存事務所によると、文化財建造物の修理に携わる左官や葺き師などの職人は将来的に不足が懸念されており、高校生らに仕事の魅力を伝え、人材確保につなげようと実施。建築工学科のある県立奈良朱雀高校と県立吉野高校に参加を呼びかけたところ、1、2年生4人が3日間のインターンシップ、1年生37人が8月に行う1日体験に参加することになった。

 4人が入った現場は修理が進められている法隆寺地蔵堂(重要文化財)。同事務所法隆寺出張所の職員の指導を受けながら、さしがねやメジャー、レーザー墨出し器を使って部材を実測した。

 同事務所の田中泉・事業係長は「将来に備えて始めた事業で、高校生たちにまず実際に修復現場を見てもらいたい」。参加した奈良朱雀高校2年の御明隼人さん(17)は「お城など歴史的建造物が好きで将来、大工か宮大工になりたいと思っている。実際に現場で道具を使ってみると難しいけど、勉強になる」と話していた。

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