タブレット端末活用し、ペーパーレス審議 宇陀市議会が9月から導入
宇陀市議会は29日、9月2日開会の定例会から議会関連資料を電子化する「会議システム」を試験的に導入すると発表した。議会運営の迅速化・効率化をはかることが目的で、大幅なペーパーレスにもつながるという。こうした「電子議会」をめざすシステムの導入は県内自治体の議会では初めて。
宇陀市議会では市議12人(欠員2)と議会事務局長のほか、議会に出席する市長、副市長、各部長ら計36人にタブレット端末を貸与。市議に貸与された端末は12・9インチ、A4サイズの大きさで、端末を使って東京の民間会社が運営するサーバーにアクセス。市が登録した議案書や議案関連資料、予算書、決算書などを閲覧するしくみ。本会議や委員会の審議にも端末を活用し、端末で資料を見ながら議事を進めるという。
端末を使って議案にメモ書きし、保存することも可能。議会事務局では、「議場に大量の紙資料を持ち込まなくて済み、資料が更新された際もスムーズに最新の情報を共有できるメリットがある。緊急時の対応も迅速に行え、議員活動の向上、議会運営の効率化をはかることができる」としている。
9月と12月議会では紙資料も用意するが、来年の3月議会からはシステムを本格運用。議案書や予算書、決算書は紙資料も作成するが、議案関連資料などは完全に電子化する予定で、議会出席者1人あたりの紙資料(A4サイズ)削減量は約850ページ、紙資料全体では半減するという。
同様のシステムは、大津市議会や三重県名張市議会で運用されており、竹内幹郎市長は「市でも業務の電子化を進めている。議案の修正などをリアルタイムで行え、市民サービスの向上にもつながると思う」としている。
【関連記事】
「給食に野菜ジュースの日を」「ボールで遊べる公園を」 小学生議員が質問攻め 宇陀市で「子ども議会」
宇陀市松山地区に観光拠点設置へ 城下町の歴史と伝統生かせるか
還暦になっても野球 宇陀市でオープンの集い 年齢感じさせないプレー
産経新聞の試し読み、ご購読はhttp://sankei-nara-iga.jp/koudoku.html



































