アートを障害者の仕事に 雇用創出へ 香芝に施設オープン
障害者とデザイナーやクリエイターが共にものづくりを行い、商品製造や販売など、障害者の新たな雇用創出につなげる施設「Good Job! センター香芝」が23日、香芝市下田西にオープンした。地域や企業、行政など幅広い分野が連携し、「アートを仕事にする」ことを目指した施設は全国でも例がないといい、関係者は「障害者の新たな働き方を奈良から発信したい」と意気込んでいる。
センターは、奈良市内で40年にわたり、障害者の芸術支援を行ってきた一般財団法人「たんぽぽの家」などが開設、運営。建設費は日本財団も一部支援した。
木造2階建ての南館と同平屋建ての北館からなり、敷地面積は約1500平方メートル。南館には3Dプリンターなど、制作に必要な機材がそろう工房や、千種類以上のアート作品を販売するショップ、カフェなどを設置。北館にはダンスホールやアトリエを備えている。
センターでは、企業や団体が商品開発に向けた研究を行うほか、多くの機器がインターネットでつながる「モノのインターネット(IoT)」技術を活用し、全国の事業所とものづくりを遠隔で共有。商品の在庫管理も担い、商品開発から製造、販売までの流通拠点として機能させる。
この日はセンターで竣工式が開かれ、関係者ら約200人が出席した。センター長の森下静香さん(42)は「アートを生かした仕事をつくり、社会に新たな価値観を提案していける場にしたい」と話した。
センターでは視察・見学も受け付けており、希望者は1週間前までに申し込みが必要。問い合わせは、Good Job! センター香芝(☎0745・44・8229)。
【関連記事】
障害者の喜び、悲しみの詩を歌に 奈良市で「わたぼうし音楽祭」
「子育てナンバーワン目指す」 葛城市が「こども・若者サポートセンター」開設
産経新聞の試し読み、ご購読はhttp://sankei-nara-iga.jp/koudoku.html




































