鍋にもいろいろありまして… 橿原市博物館で「なべの歴史」展
食事をつくる万国共通の道具である鍋の変化にスポットをあてたロビー展「なべの歴史」が歴史に憩う橿原市博物館で開かれている。25日まで。
縄文~鎌倉の各時代の鍋を展示。縄文時代の鍋は深鉢で、石を組んだ炉の上に置いて使用し、底はとがっていた。米作が伝来し、米を炊いた弥生時代の鍋は甕で、底の形が平底に変化。同じように炉に据えて使った。
古墳時代になると大陸から竈が伝わり、竈に甕を置いて使うように。底の形はそれまでの平底から丸底に変わっている。鍋の厚みも非常に薄くなり、1ミリ程度の物もあるという。
鎌倉時代になると、羽釜が登場。縁の外側に鍔がついており、竈に安定して置けるようになった。江戸時代に米を炊いた羽釜も同じ形だ。
同館では「時代によって変わっていく形とともに、調理時に土器についたすすなどの当時の食の痕跡も見てほしい」としている。
開館は午前9時~午後5時。月曜(祝日の場合は翌日)休館。観覧料は大人300円、高校・大学生200円、小・中学生100円。問い合わせは同館(☎0744・27・9681)。
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