「上手に収穫できたよ」、柿の木オーナーが収穫体験 御所
2015年11月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
柿の産地として知られる御所市の柿の木オーナー園で1日、収穫体験が行われ、参加者が実った柿の実をひとつずつ丁寧に収穫した。
柿の木オーナー制度は、収穫の喜びを知ってもらい、もっと柿に親しんでもらおうと、市柿産地協議会が平成23年から実施。所有者の高齢化などにより、放置された果樹園を活用し、毎年1~2月ごろに柿の木1本1万2千円でオーナーを募集。オーナーには3月に枝切り、5月に摘蕾(てきらい)などの作業に参加してもらい11月に収穫する。
同市船路にある柿園では、果汁が多く甘みの強い富有柿の一種、上西早生の木を10アールの敷地内に40本植えており、今年の収穫には17組のオーナーが参加した。
斑鳩町から来た林ゆいかちゃん(5)は「ちょっと難しかったけど、上手に収穫できた」と話した。
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