災害救助に役立てて 五條ロータリークラブが担架寄贈
2015年12月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
災害救助などで役立ててもらおうと、五條ロータリークラブ(五條RC)が五條市消防団に災害用担架46個を寄贈し、寄贈式が五條消防署で行われた。
紀伊半島豪雨災害などの災害救助の際、従来の担架では急斜面や狭い場所で使いにくいとの意見があったことから、折りたたんで持ち運びができるテント生地の担架を寄贈。式には五條RCの小竹祥善会長らと同市消防団の櫻井利文団長らが出席し、小竹会長は「万が一の災害の場合は、市民の安全の確保に活用していただきたい」とあいさつした。
寄贈された災害用担架は分団に2個ずつ配備され、櫻井団長は「災害時に活かせるように配布し、利用させていただきます」と謝辞を述べた。
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