県内で学ぶ外国人留学生、日本語スピーチで体験発表
県内の高校や大学に通う外国人留学生らが日本語でスピーチを披露する「県留学生・研修生の日本語による体験発表会」が19日、天理市の天理教校学園高校で行われ、参加した留学生が流暢な日本語で留学生活から学んだことなど自身の経験を語った。
留学生に日本語学習の成果を発表する場を与え、交流する機会をつくろうと県高等学校国際教育研究協議会が主催し、今年で25回目となる。
発表会には県内の高校、大学など5校から6カ国8人の留学生が参加。留学生らは日本と自国のマナーや教育の違い、奈良で学んでいることなどをエピソードを交えてそれぞれ約5分間スピーチをした。
モンゴルから白鳳短期大学(王寺町)に留学中のガンゾリグ・ウヌ・エンフレルさん(25)は「着物で感じる日本の心」と題し、日本舞踊やファッションについて語り協議会長賞を受賞した。
「日本で学んだことを生かしモンゴルに帰ったらファッション雑誌を絶対に作りたい」と話し、「何度も書き直し、暗記も大変だった。受賞はとてもうれしい」と笑顔を見せていた。
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