市場で迎春準備の買い物を 26日に「食祭市」 大和郡山の中央卸売市場
普段は業者に限られている中央卸売市場を一般消費者に開放する「第34回食祭市」が26日午前9時から正午まで、県中央卸売市場(大和郡山市馬司町)で開催される。
同市場では、加工食品を中心に肉や漬け物、菓子、調味料などさまざまな食品を取り扱っている。一般の消費者に市場を身近に感じてもらうため、毎月末の土曜に一般への販売をしている。会場は市場内の関連商品売場棟。今回は正月前とあって、大勢の人出が予想されている。
青果入荷量、価格は前年並 水産物はやや高値 年末年始の見通し
一方、同市場は年末年始の青果物と水産物の入荷量と価格の見通しを発表した。青果は11月の多雨と高温で生育にばらつきが出ていたが、その後は回復し入荷量、価格ともに前年並みの予想。水産物は漁獲量が落ち込み、入荷量が減るため、価格は前年よりやや高値で推移するとみられている。
主な入荷量と価格(11月末時点)は次の通り。
《入荷、価格ともに前年並み》ホウレンソウ、青ネギ、ダイコン、フジ(リンゴ)、富有柿
《入荷前年並み、価格やや安値》イチゴ
《入荷前年並み、価格やや高値》ハクサイ、クワイ、ミカン、塩カズノコ
《入荷やや多く、価格前年並み》キャベツ、レンコン、ユリネ
《入荷やや多く、価格やや安値》金時ニンジン
《入荷やや少なく、価格前年並み》串柿、マグロ
《入荷やや少なく、価格やや高値》ゴボウ、タイ(養殖)、冷凍エビ、冷凍カニ、棒ダラ
《入荷やや少なく、価格やや安値》ブリ(養殖)
【関連記事】
【大和の郷土料理】(上)野菜のうま味たっぷり おん祭のごちそう「のっぺい」
交通安全の願い込め 6寺の住職揮毫のカレンダー 奈良署が配布
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)