31日に鑑賞講座 県立美術館「蕭白・松園…日本美術の輝き」展
県立美術館で開催中の「真田丸」関連企画展「蕭白・松園…日本美術の輝き~美人画、武者絵から刀剣、近代の名品まで」で、31日午後2時から、美術館レクチャールームで鑑賞講座が行われる。
31日の鑑賞講座は、美術館の松川綾子主任学芸員が「近代美人画の魅力(仮題)」をテーマに60分にわたり解説する。聴講は無料だが、観覧券が必要。
この企画展では、桃山時代から近代までの美人画や武者絵など約100点を紹介。江戸中期の曾我蕭白(そがしょうはく)や明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家、上村松園(うえむらしょうえん)らの美人画のほか、現在放映中のNHK大河ドラマ「真田丸」にちなみ、教科書やテレビの歴史番組でもたびたび取り上げられている豊臣秀吉の側室・淀殿を描いた「伝淀殿画像」(桃山~江戸時代)が並ぶ。
また、美術的な価値で人気が根強い日本刀や徳川家康の直筆書状なども展示されている。
このほか、美術館1階ホールでは「真田丸なりきり体験」として、陣羽織を着て兜をかぶり写真が撮影できるコーナーが設けられている。
県立美術館のホームページはhttp://www.pref.nara.jp/11842.htm
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