イルミネーションが奈良公園照らす 8日から「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」
奈良市の奈良公園一帯がイルミネーションで彩られるイベント「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」が8日から開かれる。14日までの期間中、光のオブジェや寺のライトアップ、夜神楽など多彩な催しが予定されている。
なら瑠璃絵実行委員会(奈良市)が主催し、今年で7回目。春日大社、興福寺、東大寺など各会場にはそれぞれ光のオブジェや作品が設置され、明かりでつなぐことで幻想的な世界を演出する。東大寺鏡池では「光明」、奈良国立博物館西新館北側池では「悠久」をテーマとした、ウオーターアートプロジェクションも楽しめる。
メーン会場の「奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~」は、庭園がイルミネーションで彩られた〝光のじゅうたん〟に変身。イルミネーションで作られた「冬七夕ツリー」に1枚500円で願い事を書く「花たんざく」をかけることができる。
また、甍前庭では温かい食べ物やオリジナル商品を販売する「バレンタインマーケット」も。奈良国立博物館は夜間特別開館を行うほか、春日大社、興福寺でも夜間特別拝観を実施。最終日の14日には、春日野園地で花火の打ち上げも予定されている。
昨年は約42万6千人が来場したといい、冬の恒例イベントとして定着。担当者は「冬の閑散期に1人でも多くの人に奈良に来て、冬の光のイベントを堪能してほしい」と話している。点灯時間は午後6~9時。問い合わせは同実行委事務局(☎0742・20・0214)。
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