百人一首、駅名、平家物語… 自慢の記憶力を披露 大和郡山で大会
優れた記憶力を古事記の編纂に生かしたと伝えられる稗田阿礼にちなんで、記憶力を競う「記憶力大会」が7日、大和郡山市のやまと郡山城ホールで開かれた。
同市が稗田阿礼の出身地とされることから毎年開かれ、今回で12回目。全国から6~87歳の225人が参加し、記憶力を試すさまざまな問題に挑戦した。
大会は、イラスト記憶や間違い探しなどをクイズ形式で行う「競技の部」、駅名、百人一首など自分が暗記したものを発表する「自慢の部」、数字や単語、トランプの順番など5つのジャンルの記憶によって日本一を争う「記憶力日本選手権大会」の3部門が行われた。
自慢の部では、参加した30組の参加者が古典や新幹線の駅名、かるた、百人一首などの暗唱を披露し、会場から拍手が送られていた。
自慢の部で「竹取物語」と「平家物語」の冒頭の暗唱をクラスメートと披露した同市立治道小学校2年、坂本憲大朗君(8)は「2週間ほどで100回くらい朗読したのでうまく暗唱できました。車が好きなので、来年は車の名前の暗唱で出場したい」と話していた。
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