薬師寺の花会式 大導師は村上太胤副住職
2016年02月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
薬師寺(奈良市)は、3月25日~31日に金堂で営む修二会「花会式」で行を勤める練行衆を決めた。最高位の大導師は村上太胤副住職、堂内を清浄にする咒師(しゅし)は加藤大覺録事がそれぞれ初めて務め、行法の進行などを担う堂司は生駒基達執事。
花会式は、平安時代の嘉承2(1107)年、堀河天皇が皇后の病気平癒を薬師如来に祈願したところ、回復した皇后が10種の造花を供えたことが発祥とされる。
練行衆は7日間にわたり、色とりどりの造花が供えられた薬師如来の前で罪を悔い改め国家繁栄や万民豊楽などを願う薬師悔過の法要を営み、高らかな祈りの声が響きわたる。
他の練行衆(大衆)は、加藤朝胤▽倍巌良明▽松久保伽秀▽竹中純瑜▽高次喜勝▽後藤信行▽山田瑛照-の7人(敬称略)。
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