これからの図書館考えよう 3月6日に図書情報館でトークセッション
電子化の進展など図書館を取り巻く環境が大きく変化するなか、県立図書情報館(奈良市大安寺西)でトークセッション「これからの図書館を考える」が3月6日午後1時半から、同館メインエントランスで開かれる。元国立国会図書館館長らを迎え、新たな図書館像を探る。
図書館は近年、電子書籍など電子化が進展しつつあるほか、読書離れが進むなかでさまざまな工夫もなされている。県立図書情報館ではこうした状況を踏まえながら、開館10周年を記念し公共図書館のあり方について考えることにした。
当日は国立国会図書館長を務めた長尾真・国際高等研究所所長が「昔の図書館、今の図書館」と題して基調講演。その後、「これからの図書館を考える」をテーマに千田稔・県立図書情報館館長の進行で、長尾所長と片山信子・国立国会図書館関西館館長、山崎博樹・秋田県立図書館副館長、湯浅俊彦・立命館大学教授が議論する。
無料、定員200人。申し込みはメールやファクス、往復はがき、来館で。問い合わせは県立図書情報館(☎0742・34・2111)。
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