斬新!古墳形駅前広場整備に7億円計上 天理市新年度予算案
2016年03月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
天理市は前年度当初比4・3%減となる256億1千万円の平成28年度一般会計当初予算案を発表した。7日開会の市議会定例会に提案する。
歳入は固定資産税などの増加で、市税収入が前年度比1%増の74億4千万円。歳出では、高齢化に伴う社会福祉費の増大などで民生費が同2・7%増の99億9千万円となり、歳出全体の約4割を占めた。
主な事業では、天理駅前広場の整備に約7億2900万円を計上。にぎわい創出や文化発信を目指し、特産品を使った食などを提供する「食と旅の拠点施設」やイベントステージを建設する計画で、並河健市長は「市の魅力を発信できる拠点にしたい」とした。来年4月ごろの完成を目指している。
また、移転・新設するごみ焼却施設の周辺10市町村との共同使用に向けた「山辺・県北西部広域環境衛生組合」設立の関連事業費として約8500万円を計上した。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)