橿原市恒例「春の神武祭」グレードアップし11日から 3Dマッピング、参道パレードも
橿原市制60周年などを記念する平成28年の「春の神武祭」が11日~17日、橿原神宮(同市)と周辺地域で開かれる。恒例の3Dマッピングやトワイライトコンサート、参道パレードなど、例年よりグレードアップした祭典が華やかに繰り広げられる。
橿原神宮外拝殿の大屋根に投影する3Dマッピングは今年で4回目。期間中、17日を除き毎日午後6時半から行われる予定で、過去3年間のマッピング映像と、姉妹都市の宮崎市が制作した「神武東征」の映像が上映される。
トワイライトコンサートは例年1日だけだが、今年は2日間、橿原神宮外拝殿前広場で開催。15日午後7時からは、デビュー10周年を迎え、テレビドラマの主題歌「明日への手紙」などで知られる手嶌葵さん、16日午後6時からは海上自衛隊東京音楽隊が登場する。同隊のソプラノは三宅由佳莉さん。
参道パレードは17日午後1時15分から。飛鳥時代を再現した古代衣装姿の団体など、例年を上回る40団体(約2千人)が、橿原公苑第1体育館前から近鉄橿原神宮前駅ロータリーまでの約1キロを行進する。橿原市だんじり保存会のだんじり(十市町7台、今井町2台)も10年ぶりに参加する予定。
橿原神宮境内には光のオブジェを設置。近鉄橿原神宮前駅から神宮に至る参道や鳥居のライトアップのほか、深田池周辺ではLEDライトを使ったイルミネーションの演出もある。
初日の11日は午後6時から、橿原神宮外拝殿前広場でオープニングセレモニーが開かれる。問い合わせは橿原市観光協会(☎0744・20・1123)。
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