奈良の〝ピラミッド〟頭塔が特別公開 ガイドも常駐し解説
2016年05月4日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
ピラミッド状の土壇から成る奈良時代の「頭塔」(国史跡、奈良市高畑町)の特別公開が行われている。8日までの期間中はガイドが常駐し、謎に包まれている頭塔について解説する。
頭塔は東大寺南大門の南約1キロに位置。一辺32メートルの基壇上に、石で覆われた土壇が7段盛られた高さ10メートルの塔で、ピラミッドにも似ている。奈良時代に東大寺二月堂の修二会(お水取り)を始めた僧、実忠が同寺の別当(住職)、良弁の命で造ったと伝えられている。
公開は午前9時~午後5時(受け付けは午後4時半まで)。協力金300円(10人以上の団体は1人200円)。
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