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地元の魅力伝えたい ホテル杉の湯の前田さん 川上村初の「奈良まほろばソムリエ」


 今年1月に行われた奈良のご当地検定「第10回奈良まほろばソムリエ検定」(奈良商工会議所主催)最難関の「ソムリエ」に、川上村の「ホテル杉の湯」に勤務する前田景子さん(58)が合格した。同村からの合格者は平成21年の試験スタート以来初めて。前田さんは南部地域の魅力を広く案内できる従業員を目指し、日々、業務や勉強に励んでいる。

「吉野地方の魅力を伝えていきたい」と話す前田景子さん

「吉野地方の魅力を伝えていきたい」と話す前田景子さん

 「やったー!」。自宅に届いた合格通知に、つい声が出た。「奈良まほろばソムリエ検定」は奈良の歴史や文化に関する知識を問うもので、難易度別に3階級あり、最難関の「ソムリエ」は今年は203人が受験。合格者はわずか48人だった。

 約30年前に出身の天理市から村に嫁ぎ、3人の子供を育てた。もともとクイズや豆知識が好きで、23年に「奈良通2級」、翌年には「奈良通1級」に合格。「ソムリエ」の受験資格を手にしたものの、「いつか、いつか…」と思い続けていたという。

 昨年末、ついに一念発起。忙しい家事や仕事の合間をみては眠たい目をこすりつつ、約1カ月かけて勉強に励んだ。試験には県内の観光地の案内を400字で記述する―などの問題が出され、「役行者ゆかりの地をめぐる」という得意テーマを選び、解答欄を埋めていったという。

 合格後、約20人の団体宿泊客に、川上村の歴史を案内する機会があった。「人に分かってもらえるように話すのは、書くのとは全然違う」と、ガイドの難しさを改めて痛感したという。

 とはいえ、大好きな村の暮らしや文化を多くの人に知ってほしいという思いは人一倍強い。ノートの端には、趣味でたしなむ俳句の先生に教えてもらった「何事も熱心さに比例する」という言葉を書き留めている前田さん。今後も地域の案内人として、研鑽を続けるつもりだ。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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