人頭蛇身の秘仏「宇賀神」モデルに新たなご朱印 奈良市の喜光寺
2016年07月23日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良時代の僧、行基の生誕1350年を迎える平成30年を前に、奈良市の喜光寺は「行基菩薩坐像」と、人頭蛇身という珍しい姿の秘仏「宇賀神」をモデルにした新たなご朱印を完成させた。奈良・西ノ京ロータスロードに合わせ、8月16日までの期間限定で授与する。
喜光寺は養老5(721)年、行基により創建されたと伝えられている。ご朱印は、法具を持って椅子に座る行基の姿と、老人の顔を持つヘビがとぐろを巻いた姿の「宇賀神」を描いている。
宇賀神は知恵や学問、財宝の神の「弁財天」と同一体とされ、8月16日まで同寺弁天堂で公開。普段は見ることができない秘仏を見ることができる。
拝観は午前9時~午後4時半。拝観料大人500円、小中学生300円。問い合わせは同寺(☎0742・45・4630)。
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