幻想的なあかりの中で 春日大社で「中元万燈籠」
2016年08月15日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市の春日大社で14日夜、約3千基の燈籠をともして無病息災などを祈る「中元万燈籠」が始まり、春日の杜が幻想的な明かりに包まれた。
燈籠は平安末期から崇敬者らが家内安全などの願いを込めて寄進。花山院弘匡宮司の献燈で、廻廊に連なる釣燈籠や参道の石燈籠が次々とともされた。
15日まで。三重県鈴鹿市の会社員、三宅知子さん(38)は「初めて見たが、厳かな感じできれい。明日も見に来たい」と話していた。
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