【リオ五輪】柔道・金メダル大野選手、地元・天理で凱旋パレード
リオデジャネイロ五輪の柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平選手(24)が28日、母校の天理大学柔道部がある天理市を凱旋パレードした。
大野選手は首に金メダルをかけて登場し、天理教校学園高校マーチングバンド部の先導で市内の商店街など約1・2キロをパレード。市民らが「感動した」「天理の誇り」などと書いたプラカードを持って声援を送ると、笑顔で応じていた。
パレード後、大野選手は市民らを前に、「自分が目指していた強くて美しい『天理柔道』を畳の上で体現できてよかった」と報告。東京五輪に向け、「またみなさんに感動を与えられるような柔道をとれるよう、一日一日精いっぱい励んでいきたい」と誓った。
パレードを見に来た斑鳩町の会社員、長谷川優子さん(44)は「天理からこうした選手が出たことがうれしい。世界にきれいな日本の伝統柔道を見せていってほしい」と祝福した。
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