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【ふるコレ】香り高い「和紅茶」はいかが 大和茶産地の山添村


 奈良市中心部から車で小一時間ながら、高原に広がる農地や集落が郷愁を誘う山添村。緑鮮やかな茶畑も見られ、古くから「大和茶」の産地としても知られる。現在は日本茶だけでなく、香り高い和紅茶も製造。昨年12月からふるさと納税の返礼品にもなっている。

山添村の特産品として期待されている和紅茶

山添村の特産品として期待されている和紅茶

 実は、村では60年ほど前に紅茶が作られていた。昭和30年に当時の波多野村に紅茶工場が設けられ、各地に販売。中心的な産業として発展したが、その後衰退し、工場は閉鎖されたという。

 そんな歴史のある紅茶を再び特産品にしようと取り組みが始まったのはここ最近。保育園の跡地を活用し、都市と農村の交流を図っている団体「かすががーでん」がイベントにお茶を取り入れるようになり、農園の代表、伊川健一さんの協力で、荒廃していた当時の畑を再生。品種「やぶきた」を栽培し、紅茶に製茶するようになった。

 山添の和紅茶は農薬や肥料を使わず、風味が良いのが特徴。ふるさと納税では寄付金額を問わず、村外の人ならプレゼントしている。味わった人からは「おいしい」「珍しい」といった声も届いているといい、村総務課の北村藍主事は「村の新しい特産になってほしい」と期待する。

 村では高齢化・過疎化が進み、茶栽培を縮小する農家も多いのが現状。そんななか、村地域振興課の松井直也主事補は「高い価値で紅茶が売れることを農家に知ってもらい、耕作放棄地の解消につなげたい。今後は売り方を模索し、製造量も増やしていきたい」と話す。

茶畑では茶摘み体験イベントも開催されている(山添村提供)

茶畑では茶摘み体験イベントも開催されている(山添村提供)

 山添村の豊かな自然が詰まった和紅茶。冷やして飲むのもおいしそうだ。(岩口利一)

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