【「B」が始まる バンビシャス】生まれ変わった姿見せるか きょう開幕戦
「勝つことが必要だった。勝って開幕を迎えられることが大きい」
Bリーグ開幕直前の19日、B2所属のバンビシャスはプレシーズンゲームでB1の新潟アルビレックスBBと対戦。大きな勝利を挙げ、キャプテンの小松秀平選手が「勝利」の意味を語った。
新潟は伝統のある強豪チームで、小松選手のほか、加藤竜太、寺下太基両選手の古巣でもある。
バンビシャスは前半、攻めのディフェンスと速攻でリズムをつくり、10点リードで折り返す。だが、第3Qで新潟が勢いづき逆転。嫌な流れになるかと思われたが、今季のバンビシャスはここからが違った。目標とする、速攻での得点が決まりだすと一気に流れを取り戻し、平尾充庸選手の3ポイントで同点に。その後の第4Qにアンディ・オガデ選手がファウルトラブルでベンチに下がるも、ジョン・フラワーズ選手が果敢にゴールに攻めこみ、勝利をつかんだ。
衛藤晃平ヘッドコーチは「おのおのがしっかり役割を果たしてくれた。これまで、接戦を勝ちきれなかったが、逆転された後、選手たち自身で立て直せたことが大きい」と分析した。この数カ月でチームとして少しずつ「変化」を遂げたひとつの結果としての「勝ち」といえるだろう。
いよいよ、バンビシャスはレギュラーシーズンの開幕戦(アウェー)を迎える。初戦の相手は信州ブレイブウォリアーズだ。新生バンビシャスに期待したい。
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