癒やし広がる境内散策を 橿原のおふさ観音で「バラまつり」
橿原市のおふさ観音で、イングリッシュローズを中心に境内に植えられた赤やピンク、白、黄色などのバラの花を無料公開する「バラまつり」が開かれている。6月30日まで。
境内には3800種類以上、約4千株のバラが植えられている。最初は密門裕範副住職が趣味で植えていたが約20年前から植える数を増やし、「境内を癒やしの場にしてもらおう」と無料公開するように。寺では「訪れた方が晴れやかな気持ちになり、心に温かな光を灯していただければ」としている。
初めて訪れたという斑鳩町の吹田延光さん(68)と妻、トヨ子さん(64)は「数が多くきれいで、感動しました。来たかいがありました」。4年前から来ているという桜井市の女性(38)は「きれいです。心がなごむし、気持ちが明るくなります」と話していた。
境内にある日本庭園も無料公開。「茶房おふさ」では6月30日まで、奈良芸術短大の学生が制作した洋画や日本画などを展示している。問い合わせはおふさ観音(☎0744・22・2212)。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)