茅の輪くぐって無病息災 春日大社で「夏越大祓式」
2016年07月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市の春日大社で30日、けがれを祓う「夏越大祓式」が営まれ、参道に設けられた直径約2メートルの「茅の輪」を神職と参列者らがくぐり、無病息災を願った。
大祓式は奈良時代に宮中の儀式として行われていたとされ、後に全国の神社で営まれるようになったという。毎年、6月30日と12月31日に、半年間で身体についたけがれをはらうために行われている。
この日は神職と約300人の参列者らが茅の輪をくぐった後、着到殿でけがれをはらう儀式が行われた。
奈良市の主婦、西森勝子さん(68)は「神聖な気持ちで、また半年間を元気で過ごせそうです」と話していた。
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