【中1熱中症死】「不適切な指導あった」 生駒市が事故調査委設置へ
生駒市立大瀬中学1年の男子生徒がハンドボール部の練習中に熱中症の症状を訴え、搬送先の病院で死亡した事故で同市教委は5日、事実関係と原因を調査する事故調査委員会を、10月中旬にも設置すると発表した。給水を怠るなど学校側の対応が不適切だった可能性があるという。
生徒は先月16日午前8時35分から35分間、運動場でランニングした後に倒れ、17日未明に搬送先の病院で死亡した。
市教委によると、同校は8月末に市側に提出した事故報告書で、通常15分ごとの給水をせずに35分間ランニングを続けた▽通常30分のランニング時間を5分超過した―と報告したという。
これらを踏まえ市側は「学校側に不適切な指導があった」と判断。再発防止に向け、医師や弁護士ら5人以内の委員で構成する事故調査委を設置し、調査結果の答申を受ける。14日開会の9月定例市議会に調査委の設置条例案を提出する。
市教委と学校は今月初めまでに生徒の遺族宅を訪れ、謝罪するとともに調査委を設置することを報告したという。
会見した中田好昭教育長は「調査委は処罰を目的としたものではない」としたうえで、「1人の生徒が亡くなった事実は重い。死を無駄にせず再発防止に取り組みたい」と話した。
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