「森林法違反は明白」と荒井知事 五條市の残土処分場問題で批判
大阪府箕面市の土木建設会社「五條開発」が運営する五條市の残土処分場周辺に高さ約20メートル超の盛土が堆積している問題で、荒井正吾知事は7日の定例記者会見で「明らかに森林法違反だ」と批判。「住民の方が心配されている安全面のリスクについて、近々調査したい」と述べた。
県はこれまで同社に対し、是正計画書の提出や土砂搬入中止を求める是正指導を複数回実施。同社からは2日に是正計画書が提出されたが、内容に不備があったため、修正した計画書を16日までに出すよう指示しているという。
荒井知事は「土の形状にリスクがあるかどうかを調べにいく。森林法違反なのは明白だが、土が流れ出すかどうかは調べてみないと分からない」とした。
一方、台風10号の被害で岩手県の高齢者グループホームの入所者9人が死亡したことを受け、荒井知事は「災害弱者の人の命を守るため、雨が降ったときは早めに移動するなどの対応が必要。大雨のときは夜間の当直を2人にするなどのマニュアルづくりも検討している」とした。県は2日付で県内の市町村や高齢者入所施設などに対し、避難経路や避難場所を再確認するよう求める文書を出した。
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