預貯金平均417万円も、「ゼロ」21人 県議の資産公開
2015年10月8日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県は7日、県資産公開条例に基づき、今春の統一地方選で当選した議員44人の資産(4月30日現在)を公開した。7日から県庁で閲覧できる。
預貯金の平均は417万円で、預貯金ゼロと報告したのは21人だった。土地は33人が所有し、全体の平均額(固定資産税課税標準額)は959万円。建物は33人が持ち、平均額(同)は633万円だった。土地、建物は共同所有の場合、持ち分比率で計算している。
土地、建物、預貯金の合計が最も高かったのは米田忠則議員(自民)で1億6487万円、続いて出口武男議員(同)の1億4599万円、岩田国夫議員(同)の1億303万円だった。
一方、すべての項目でゼロと回答した議員は2人。家族名義の資産や議員本人の普通預貯金が公開の対象外となっているためとみられる。
報告書は県庁議会棟2階の図書室で平日午前9時~午後5時に閲覧できる。
【関連記事】
県議4人の政活費不適切、オンブズが1256万円返還求め監査請求
子供の〝夜更かし〟ワースト2位返上へ 「元気なならっ子約束運動」で
市町村の連携が国を変える 地域フォーラムで知事と首長が話し合い
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)