外国人向け案内所最高ランクに 年末改装の奈良市総合観光案内所
JR奈良駅前の奈良市総合観光案内所が、日本政府観光局(JNTO)が認定する外国人観光案内所の最高ランク「カテゴリー3」を獲得した。県猿沢インと旅行会社「エイチ・アイ・エス」が運営する奈良ツーリストインフォメーションセンターも同時に獲得し、いずれも県内初のカテゴリー3の観光案内所となる。
カテゴリー3は、英語を含む3外国語での案内が常時可能で年中無休、Wi―Fi(インターネット)などの機能を備えるなどの条件をクリアした観光案内所に与えられる。
市総合観光案内所は、昨年12月にリニューアル。英、中、韓の3カ国語に常時対応するほか、イスラム圏の観光客用の祈禱室の整備、日本や奈良の歴史、文化に関する書籍約200冊を自由に読むことができる「ならイブラリー」を新設し、外国人観光客の対応を強化した。市によると「カテゴリー3」の観光案内所は全国で36カ所という。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)