「支援が行き渡るように」 奈良の近大付属小児童が熊本地震の募金活動
2016年05月12日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
熊本地震からの復興を支援しようと、奈良市の近畿大学付属小学校の児童らが同校で募金活動を行った。
同校は「吉野学舎」で訪ねる吉野の桜を守ろうと平成21年から毎年、「吉野の桜募金活動」を実施。今回は熊本地震の復興支援にも取り組もうと、児童12人が熊本県のPRキャラ「くまモン」と同校のマスコットキャラ「きんちゃん・しょうちゃん」を描いた募金箱を手に、「熊本地震支援募金にご協力お願いします」などと呼び掛けた。
募金活動は10、11日の2日間行い、計17万3511円が集まった。うち8万3191円を、日本赤十字社を通じて熊本地震の被災地に送るという。
同校5年の泉本零次くん(10)は「募金で熊本のみなさんに支援が十分に行き渡るようになってほしい」と話していた。
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