【リオ五輪】「決勝も自分のプレーを」 バドミントンのタカ・マツペアに大声援 橿原
リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで決勝進出を決めた橿原市出身の高橋礼華選手(26)と松友美佐紀選手(24)のペア。コンビネーションのよいプレーで、16日夜の準決勝も韓国ペアにストレート勝ちした。関係者は「ここまで来たら金メダルを」と期待を膨らませている。
16日夜、かしはら万葉ホールで行われた両選手を応援するパブリックビューイング(PV)には、家族や高橋選手が所属していたジュニアチーム・橿原ジュニアの関係者、市民ら約450人が詰めかけ、声援を送った。
母親の智子さん(49)がリオの現地で応援する中、PV会場に駆けつけた父親の昭博さん(53)は「世界ランキングは1位だが、ここまで来ることができるとは思っていなかった。びっくりしている。試合前はいつも『自分のプレーをしろ』と励ましている。決勝戦でも自分のプレーをして、その結果金メダルが取れればうれしい」と話す。
PV会場で応援した吉本重男市教育長(67)は「終始優勢で、実力を見せてくれたと思う。金メダルは確実だと思うが、決勝戦は油断せずプレーしてほしい。PV会場のみなさんの応援もまとまっていて、それにも感動しました」。
小学生時代に高橋選手を指導した橿原ジュニアの総監督、松村宏則さん(57)は、チームの全国大会出場のため滞在先の埼玉県で応援した。「本当にうれしい。これまでの試合は緊張していた場面もあったが、助け合いながらプレーしており、『強い』という感じ。決勝も落ち着いてやれば大丈夫だと思う」と期待する。
市は決勝戦が行われる18日深夜~19日未明にかけ、かしはら万葉ホールのロマントピアホール(800人収容)でPVを予定。開場は18日午後11時。誰でも入場可能だが、18歳未満は保護者同伴が必要。
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