【あっ、これ食べたい】味と色にこだわり 雀堂の「番茶葛わらび餅」
大淀町土田の「和菓子工房雀堂」。「番茶葛わらび餅」は、「道の駅吉野路大淀iセンター」で10月ごろまで販売されている。道の駅の売り上げランキングの上位に入る人気商品だ。
60年以上にわたって和菓子を作り続けてきた「和菓子雀堂」3代目の菊本学さん(42)は、吉野大淀日干番茶を使った商品を「和菓子工房雀堂」の屋号で販売している。
「番茶葛わらび餅」は、濃いめに番茶を炊き、水の代わりに使っている。「番茶の味ときれいな色を出すのが難しかった」(菊本さん)というわらび餅はきれいなこはく色で、後味はさっぱり。香ばしい番茶の香りがする。
9月末ごろまでは、求肥に番茶を混ぜ、吉野川のふっくら太った鮎をイメージした「吉野川番茶あゆ」も土日限定で販売している。
「新しい商品を増やし、大淀町の特産品として広めたい」と菊本さん。秋には「番茶どら焼」も登場予定。(朋)
【販売場所 道の駅 吉野路大淀iセンター】大淀町芦原536-1
(ホームページはhttp://yoshinoji-oyodo.com/)
【道の駅 営業時間】午前9時(土日、祝日は午前8時半)~午後5時半
【道の駅 定休日】火曜
【連絡先】☎0747・54・5361(道の駅)、☎0747・52・4411(雀堂)
【道の駅販売 メニュー】番茶葛わらび餅(1パック100グラム入り200円)、土・日曜限定吉野川番茶あゆ(1つ150円)、やきもち三昧(6個入り600円)など
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