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楽しみ方さまざま レンタル映画館で「灯」守る 「ならまちシアター青丹座」


 県庁所在地であるにもかかわらず、映画館がない奈良市。だが、決して「映画不毛の地」ではない。昔ながらの町並みが残る奈良町に昨夏、最新設備を備えた全国でおそらく唯一のレンタル映画館「ならまちシアター青丹座」(http://aoniza.com/)がオープンした。ミニシアターを丸ごとレンタルできるというユニークなシステムで、映画鑑賞だけでなく音楽ライブ映像の鑑賞会など、さまざまな楽しみ方で人気を集めているという。

「青丹座」の室内。ゆったりしたソファは移動可能だ

「青丹座」の室内。ゆったりしたソファは移動可能だ

■夢のプライベートシアター

 「青丹座」は27平方メートルの室内に15人分のソファ座席と、4K仕様120インチのスクリーンと12台のスピーカーを備えた完全防音のシアタールーム。立体的な音響を再現するドルビー・アトモスにも対応しており、好みの映像を本格的な映像・音響システムで堪能できる。

 利用時間は、午前10時~午後9時半を4ブロックに分割。1ブロックは2時間半で、会費を支払う「オーナー」は1ブロック2500円、ビジターは1万円で借りられる。オーナーなら、予約時に発行される入り口の電子ロック解除URLを使って自分で入退場もでき、まさに〝プライベートシアター〟を満喫できるシステムだ。

■監督が思い描いた映像を

 青丹座をプロデュースした有限会社「ならがよい」代表の平田幸一さん(55)。「映画好きだが、自宅にシアタールームを作るのは難しい。そんな人のための『シェアできる映画館』を作りたかった」と話す。

 奈良市から映画館が消えたのは平成22年1月。「シネマデプト有楽」の閉館で、市内の映画館はゼロになった。この年には同市出身の河瀬直美監督の提唱で「なら国際映画祭」が始まり、関連イベントの移動型映画館「ならシネマテーク」も開かれるようになったが、会場はホテルなどで、本格的な設備を備えた空間というわけではない。

 平田さんがこだわったのは、理想的な映画視聴環境を作ること。「映画監督は映画館で見ることを前提に映画を作る。ここなら、監督が思い描いた通りの映像を見てもらえる」と話す。

昭和のミニシアターのような外観の「青丹座」

昭和のミニシアターのような外観の「青丹座」

■アイドルのライブ映像も

 AV機器の操作は備え付けのタブレット端末で簡単。3D映像用のめがねも用意されており、アルコールを含む飲食物の持ち込みも可能だ。

 ソファは移動可能なので、室内のレイアウトも自由。楽器演奏やセミナー、商談など、さまざま使い方ができる。平田さんによると、実は映画ファンに次いで利用が多いのが、アイドルファンの女性たち。ライブ映像の音をドルビー・アトモスで楽しめる環境を備えたレンタルスペースは少ないため、北海道や九州などから予約して訪れるファンもいるという。

 映画ファンが集まって、テーマごとのおすすめ作品を紹介し合うイベント「シネマバトル」も不定期で開催。個人的に楽しむだけでなく、人が繋がるきっかけを提供する場所にもなっている。

 使い方はあなた次第。でも、映画館がご無沙汰という人はまず、お気に入りの映画を家族や友人と見てほしい。映画を映画館で鑑賞する楽しさを改めて感じられるはずだ。(桑島浩任)

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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